面食いを直す
面食いを直すのは簡単なことではありません。
人間はもともと面食いとして生まれてくるもので、
生後数ヶ月の赤ちゃんにイケメンや美人の写真を見せると、そうでない人の写真を見せた時より何十秒も長く見つめているという実験もあるぐらいで、それらの実験からも人は生まれた頃から面食いだと結論できます。
赤ちゃんの頃からの性格を大人になってから直すのは簡単ではありません。
面食いの人はずっと面食いなのです。
世間の人だってそれは同じで、映画やドラマの主人公がみんなイケメンで美人なのはどうしてなのでしょうか。観客である我々みなが面食いだからですね。
では、実際の恋愛の場面で顔だけで選んでしまう人とそうでない人はどう違うのか。
性格や経済力などその他の要素をどれぐらい評価するかが人それぞれ異なるのです。
趣味が合うことを重視する人や、会話していて楽しい、経済力がある、体の相性が良いなど、恋人に求める要素は多種多様なのですから、顔ばかり見ていても自分の理想の恋人になるとは限りません。
自分が面食いだと自覚している人は、その他の要素ではなく顔や外見ばかり見てしまうクセがあるというだけなんです。
しかし、そのクセを今さら変えるのは難しいですから、なんで面食いである自分に悩んでしまうのか考えてください。
顔を重視して苦労するのは、顔が良い異性はどんな人からも人気が高いのでなかなか付き合うことができないからです。
初めに言ったように、人は誰しも面食いなので、顔がいい人はそれだけでモテます。
モテるということはライバルが多いということで、自分が付き合えるチャンスはめったにありません。
顔を良い人と付き合えないから面食いの人は悩むのです。
ここで面食いの人が取れる行動は二つあります。
顔や外見は妥協してそこそこのレベルで満足するか、イケメンや美人と付き合えるように自分のレベルを上げるかです。
妥協するのはいろいろなところで言われるように「世の中顔じゃないよ」とか「性格も大事だよ」みたいなつまらないアドバイスに耳を傾け、そこそこのところで満足することです。
このようなことは恋愛に限らず誰もが日常的にやっていることです。
誰でも第一志望に合格できるわけではないのだから、大学にしろ就職にしろそこそこのところで満足します。
恋人選びでも同じように自分の妥協できる範囲でとりあえず満足することは可能です。
2つ目の選択肢は、イケメンや美人と付き合うために自分のレベルをひたすら上げることです。
自分は絶対に恋人選びで妥協できない自覚があるなら、コミュニケーションスキルやファッションセンス、仕事を頑張ったり広い意味で自分の魅力レベルを上げて、外見の良い人と付き合えるだけの魅力を何とかして身に付けてください。
この道は大変困難血のにじむような努力が必要かもしれませんが、諦めればどこかで妥協するしかなく、夢は夢のままで終わってしまいます。
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